晴れて!ビザが!許可された!

昨日、ついにビザの面接を受けてきました!

朝8時の予約で、大使館に着いたのが7:30。この時点で10人弱並んでいました。
大使館前に列ができるのは日常のことのようで、「ビザ予約の方はこちらにお並びください」という立て札もありました。
日差しを遮るものが何もなく、じりじりと肌が焦げていくのがわかりました(涙)

8時になると、入場開始です。この時点で列には50人くらい並んでいました。
飲み物は外のクーラーボックスに入れます。
日本の警察官?に必要書類(特に面接予約確認書とパスポートかな)を確認されてから、セキュリティーチェックに進みます。
すべての電子機器や刃物類はかごに出してそのまま預けます。金属探知機を通って、隣の建物に移動。

この時とても緊張していたのですが、ほうきとちりとり持ったアメリカ人のおっちゃんが「オハヨウゴザイマ〜ス^^」と声をかけてくれて、一時和らぐ。

領事部の建物に入り、大使館の人(日本人)に持ってきた書類をファイルごと提出します。
ここでもセキュリティーチェック(鞄をがさごそされ、再び金属探知機を通る)受けて、やっと面接待合室に入ります。
この時点で8:10

ここはまさに銀行と同じような感じで、椅子と窓口がだぁーっと並んでいる部屋です。
自分の番号が呼ばれるのを待ちます。

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もう一生大使館なんか入る機会ないだろうということで、トイレに行ってみました。
すると!行って正解です!
トイレはあの、アメリカの、床から30センチくらいは仕切りがない、あのアメリカのトイレです!!!
わー!テンションあがるー!(≧∀≦)あとなぜかトイレの中にソファがありました。謎。

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やっと自分の番号が画面に表示されて順番が来ました。
まず一回目は指紋を取られます。
窓口のガラスの向こう側にはアメリカ人がいて、こちら側には日本人?(英語も日本語もペラペラで顔立ちは日本人だけど雰囲気はアメリカン人みたいな係りの人)が付き添ってくれました。
意外とぎゅーっ!っと指を強く押し付けないと指紋は取れないようで、割と苦労しました。

指紋を取り終わるとまた席に戻ります。
待合室を見たら本当にいろいろな人がいて、ファミリー、ビジネスマン、学生、外国人など様々です。

二回目に呼ばれると、面接です。
書類に不備はないか、不適格とみなされないか、緊張していましたが、聞かれたことは4つだけ!
「何のためにアメリカに行きますか?」―英語を勉強するためです。
「期間はどのくらい?」―3ヶ月です。
「大学生ですか?」―はい。
「○○大学ですか?」―はい。
「許可されましたー」―ありがとうございます。
終了。

あっけない
金髪の男性領事で、偶然日本語をしゃべる方でした。
他の窓口からは「What's your name?」とか聞こえていたので、人によると思います。

ビザが許可されるともらえる噂の紙、もらいました!
「You have completed the interview portion of your application and your visa has been approved.」
きゃー(≧∀≦)
紙を読んでふむふむ、大丈夫だな、と確認してから建物を出ました。
"Please be sure that you have all your personal belongings when you leave the Embassy."という文言を見たにも関わらず…
この時点で8:50
人によってはもっと並ぶんだろうなーと。出た時も50人くらいが列をなしていました。

ふー!このまま直行で銀行に行こう!(≧∀≦)と気が先走って、うっかり預けた飲み物を取るのを忘れました。
だいぶ行ったところで気づき、引き返すのですが、あの辺りやたら警察が多くて、大使館に向かう横断歩道も軽く封鎖されています。
そこの警官に目的を告げたら、その警官は無線?で「女性一名忘れ物取りに向かいます」って連絡していた!厳重!!
飲み物は入口の外に置いたので、なんの支障もなく取りに戻れました!^^

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許可後にもらった紙、表は英語と日本語で表記があって、裏はなんとスペイン語です。
なんと、っていうほどのものでもないけど、スペ語を話す移民が多いんですよね、わかります。
Usted(あなた)、Por favor(Please)、y(and)しか理解できませんが、なんか嬉しいです(笑)

あともう一つエピソードがありまして。
その日の大学の授業で『反米大陸―中南米アメリカにつきつけるNO!』という本を持っていくはずだったんです。

反米大陸―中南米がアメリカにつきつけるNO! (集英社新書 420D)

反米大陸―中南米がアメリカにつきつけるNO! (集英社新書 420D)

「持って行ったけどビザ問題なかったよーhaha」とネタにすることも考えたのですが、正直本気だったので、やむなくおうちに置いて行きました。
大使館に入る時の鞄チェックで本もちらりと見えるので、置いていって良かったです!


ということで、問題なくビザは許可されました!
一番の難関は越えたので、あとはちょこちょこ準備をしながらビザの郵送を待ちます^^