日本人留学生射殺事件

アメリカに留学、といってすぐに頭に浮かぶのが1992年の留学生射殺事件。
詳細は知らなかったのですが、Wikipediaをさっと読んでみました。
wikipedia:日本人留学生射殺事件

かいつまんで言うと、日本人留学生がハロウィーンで他の家を訪問したら、侵入者と間違われて銃殺されてしまった、という事件です。
刑事裁判では無罪となったが、民事裁判は有罪となったとのこと。(民事の結果については初めて知った)

●一つむむっと思ったのが、
評決の理由が裁判では明らかにされていない…!!
らしいです。ほう〜アメリカでは、というか少なくともこの時期のルイジアナ州の制度では、判決の理由を出さなくてもよいのか〜。。

日本の刑事裁判でこんなことあり得るのか!?と思い、法学部の友人に聞いてみたところ、
判決理由は示さないといけないよ」とのことです。うむ、それが妥当だと思います。

●もう一つむむっと思ったのが、
アメリカの銃社会を批判するのはエスノセントリズム(自民族中心主義)ともとられかねない面がある
という点。
そうか、銃になじみがないからといって、短絡的に銃社会をなくせ!と主張するのは、自国に鯨食べる文化がないから、捕鯨やめろ!の主張と似た論理なのかもしれません。

銃はいやだな〜と個人的には思いますが、だからといって留学までに銃社会でなくなることはあり得ないので、とにかくこの事件から学ぶべきことは二つ!
・『Freeze!』 と言われたら動かない。
・銃を向けられるようなことはしない。

以上です。