1か月半経って

早くもボストンに来て1ヶ月半が経ちました。
3ヶ月の滞在なので、ちょうど半分です。

私の学校では6週間に一回、レベルテストがあります。
テストはリスニング、リーディング、ライティング、スピーキングで構成され、70%以上のスコアで合格=上位クラスに移ることができます。
今日はそのレベルテストを受けてきたのですが、、、自信ない(;;)
文法は他の要素に比べて得意だとはいえ、全く完ぺきではないしうぬーーー

精進せねば!もっと厳しく自分を律します。

カナダ旅行!

金曜の授業を切って(秘)3連休にカナダに行ってきました!
韓国人7人、スイス人1人、クロアチア人1人、日本人1人です。
日本人が周りに全然いなくて何かと心細いのですが、慶応法学部に4年間通った韓国の女の子が日本語ぺらぺらで楽しく旅行できました♪

道中

ボストンの空港でレンタカーを2台借りて、いざ出発!
私は国際免許証を持っていないのでもちろん運転していません。ご心配なく。

8時間くらいかかると予想していましたが、3連休の始まりということもあり高速がとても混雑してました。
結局16時に出発して、着いたのは深夜2時(笑)10時間!
しんどかったー!

サービスエリアは日本と似たような感じです。
置いてあるメニューがよりジャンキーなだけ(マクドナルド、ピザ屋、ドーナツ屋とか)です。

一番気になっていたのが、アメリカ→カナダの国境。
道に出国/入国管理の施設があるのかなぁ、24時間営業なのかなぁといろいろ想像していましたが。。
こんなんでした!

高速道路の料金所のちょっといかついバージョンという感じ!
1.車に乗ったまま進み、全員分のパスポートとI-20を提出します。
2.後ろの席の窓も開けて、全員顔を確認できるようにします。
3.質問を受けます。「5人ですか?―はい」「入国目的はなんですか?―ナイアガラ!」「何か持ってますか?―いいえ」「何を勉強してますか?―英語!」「よい旅を!」
4.通過!

金属探知もなにもないあっさりしたもので、ちょっとびっくり。
日本から出国するとなるとほとんどの場合飛行機に乗らなくてはなりません。
あの厳重な荷物チェックや金属探知は、出入国の手続きじゃなくて飛行機に乗るためのもんなんでしょうかね。
あとこの手続きは出国・入国を両方兼ねているのか、通過したゲートはここだけです
初!カナダのスタンプをゲットしました!!\(^o^)/

ナイアガラの滝

翌日!世界3大瀑布に数えられるナイアガラは、唯一世界遺産に登録されていない滝です。
(他はイグアスとビクトリア)

1万年前のウィスコンシン氷河期に形が出来た。五大湖とナイアガラ川も同時期の地形である。米国北部全体が氷河に覆われ、氷河が台地を削り、一方でその岩石を堆積した。氷河が溶け始めると川が地形を作っていった。この一帯はシルル紀の岩石が分布し、滝の最上部は石灰岩で、その下の頁岩より固く削られずに残りやすい。さらにその下にはより古いオルドビス紀の頁岩と砂岩がある。川の水で削られることにより滝の位置は時間と共に上流へ移動し、現在はゴート島により二つに分岐した姿となっており、最初の位置から南へ11kmの所にあると考えられる。Wikipediaより)
ふおおお地学だああああ


岸の向こう側はアメリカ(ニューヨーク州)です。

北米に渡って初めてここで自販機を見かけたので、スリには気をつけなければならないものの、治安はアメリカほど悪くないのかなと。


滝の周りは観光地化されていて、バブリーな雰囲気の漂う一角もあります。
なにやら楽しそうなものがいっぱい!興味ないけど(笑)

定番、霧の乙女号/Maid of the Mistに乗りました!
[
全員かっぱを着せられ、船に詰め込まれます。
滝の近くまで行けるのですが、とにかく風と水がすごくて滝を観るどころじゃない!
クレイジーです!!!めっちゃ楽しい!!!!笑
「霧」でもないし「乙女」みたいなかわいげなもんじゃ全然ありません(笑)

テレビも英語だしアメリカとの違いをなかなか感じられていなかったのですが、ここで気づいたのがカナダは第2言語がフランス語!
アメリカのアナウンスは英語→スペイン語ですが、ここでは「Ladies and gentlemen…」に続いて「ぼんじゅー!マダムなんとかムッシュー!」となります(^o^)

ごはんはずーっとこんな感じでハンバーガーかホットドックか、みたいな感じです。

このバーガー、パンで挟ませる気ゼロやん。

トロント

そのまた翌日はトロント
ナイアガラから3時間くらい?高速に乗ります。
印象としてはニューヨークの小さいバージョン?

タワーに上り景色を見るも、特に見るものなくてつまらない。
しかも$30くらいで超高いという。。。

近くの島にボートで行くも、何もないのどかな公園(笑)
でもでも船内で地元のおばちゃんが見どころを教えてくれて、それを英語で理解できたのがめっちゃ嬉しかった!(*^_^*)

晩ごはんに入ったイタリアンレストランでおもしろいことを知りました!
アップル、バニラなどいろいろ種類のスミノフを発見し、スミノフアップルを頼んだのですが。

当然飲みきれるわけもなく、お店の人にキャップを頼んだら、「持ち帰るのは違法だから渡せない、ごめんね」と言われました!
ボストンは道でお酒を飲むと違法だし、トロント(カナダ全体なのか州の法律なのかは知らない)ではお酒持ち帰りは違法。
海外旅行行くときは、悪気なくてもうっかり違法なことをしないように気をつけないといけませんね(^o^)

サウザンドアイランド

最終日!キングストンはサンザンドアイランド(直訳:千の島)で有名なところです。
その名の通り、小さな島がぶわぁぁっと点在しています。
いろんな国のお金持ちたちが島を所有しているらしい。
ボートに乗ってゆるりと見物しました^o^

ちなみに、ドレッシングのサウザンアイランドはここの島由来と言う説があるみたいです!
サラダドレッシング - Wikipedia


島々の間をアメリカとカナダの国境線が通っていて、例えばこの左の島はカナダ領、右の島はアメリカ領。
この間の橋は、国境を結ぶ、世界で一番小さい橋らしいです!
ここを行き来するのにパスポート要るのかな、とか考えてしまう(..)!

ボルト城というお城もあったりして!

クルーズは非常に寒くて凍りそうだったけど、景色はとてもかわいくて楽しかったです♪
船のおっちゃんに英・中・韓・日本語のガイドブックを勧められたけど、英・独・仏・西語の方を買いました^o^
おっちゃんとナチュラルに会話できたのでハッピーハッピー♪
ドイツ語の解説も十分理解できて二重にハッピーハッピー(*^_^*)

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Die Geschichte von Schloss Boldt
1895 kaufte er(ボルトさん) die Insel Hart und plante, dort ein Schloss für seine Frau Louise zu bauen.
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わかるわかるー!!!^o^くりちゃんとシュミットに感謝だな!


高速に乗ってボストンまで8時間くらい。
結果的にレンタカーは非常に高くついたけど、現地での移動が便利だったので良し!
メープルシロップのお土産を紛失したけどもう諦める!
ナイアガラとサウザンアイランドでは、別のグループで観光に来ていた大好きな韓国人のハウスメイトと会えたので満足!

1か月経って

正直まったく上達した感覚がありません。
むしろどんどん下降していってるのではないかと(;;)
そんなんじゃいかんと思い、地道にリスニング→スクリプト読む、みたいなことをしてます。
スピーキングをどうにかするために、独り言を英語にしてみようかなと。うむ。。

この頃めちゃくちゃ痛感するのが、宇多田ヒカルの「Wait & See」の歌詞の一部です。

どこか遠くへ
逃げたら楽になるのかな
そんなわけ無いよね
どこにいたって私は私なんだから

私全然ポエマーとかじゃないんですけど、これ強烈に感じました。
日本でだらだらな人間が「海外に逃亡したらどうにか頑張れるかも」…絶対にあり得ない!
大学の授業がない日は午後までベッドで食っちゃねして、だるだる生活を送っていました。
ボストンに来ても、午後授業だといってぐーたらぐうぐう過ごした日が3日ぐらいあります(秘)
「ベッドの上で一人食っちゃ寝」それは日本だろうがボストンだろうが、まったく同じ非生産的な行為です。

嫌気がさしたので、今は予定がなくても朝から街に繰り出すようにしています☆
外に出たら友達に会ったり、おもしろいものを見かけたり、絶対に楽しいことがあります(^o^)


あとあと、憧れの知花くららさんのブログで深く共感した記事があります。
2006年9月3日の「今日は」という記事からです。

なぜ語学を身につけたいと思うか、という動機から
再出発してみたいと思うのです。

一人旅や、スペイン滞在の経験や、フランス留学、そして
大切な友人達との出会いの中で学んだことは、

「伝えたい」という熱い気持ちが実はすごく大切なんだと言うことです。
それさえあれば、どこかで感じ合えるし、わかり合えるんじゃないかなって。
伝えたいことが無ければ、語学力は道具にさえもなりえません。

ブログ全文をぜひぜひ読んでみてください!
知花くらら素敵過ぎる(;∀;)

むおー!!!

日常の遊び

スペイン人たちとカヤックとか楽しんでます。

もう時期的に寒さが厳しいかな・・・?
最近のボストンの最高気温は17℃くらいで、ヒートテックもセーターも毎日着てます。
冬になったらどうしたらいいのか…!

カヤックの近くのレッドラインの何たら駅にはベルが設置されていて、遊べます。
ただし、遊んでいたらめっちゃ注目浴びました(。。)

学校の企画、パブクロールにも参加しました。
その名の通り、1軒1杯〜のペースでパブを渡り歩くというものです。

最初のバーで期待を裏切らないカルーアミルクを頼んだら、期待を裏切られてやたら濃いまずいものが出てきました。
ので、2cm飲んであとは他の人にあげました^o^

それ以降は水を頼んで他の人のごはんをつまんで。。。覚えたてのビリヤードをしたり。

私の専属コーチ(在東京)の腕がよかったためか、2試合とも勝利を収めましたw

映画も見に行きました。
英語がわからない、、、というのは置いといて、アメリカの映画館は仕組みがおかしいです!><
というのも、一度チケットを買って入場すると、各劇場の入り口には係りの人がいないので勝手にチケットを買っていない映画を観ることも可能です。
ただこれは、しようと思えば可能というだけで、したらダメなことですおそらく。
映画の興行収入なんぼとかよくテレビで耳にしますが、映画館では忍び込んで観る人がめっちゃ多いらしいので、かすかすな数字なんじゃないかと心配になりました。。

観客の80%が巨大なコーラと巨大なポップコーンを抱えています。

ぐぬぬぬぬ

ニューベリーストリートにはしゃれおつな服屋さんや食べ物屋さんが並んでいます。
この日は韓国人たちと「UMAI」に行きました(笑)
店員さんは日本人で、日本語で会話していました。

所詮あれだろうとなめてかかったら、本当においしかった

西洋料理のスープの位置づけなのか、みそ汁が先に出てきました(笑)

味噌鯖ランチ弁当…!

他のチキンてりやきランチ弁当、ポークカツランチ弁当、牛丼ランチ弁当もめっちゃおいしかったです!
チップが18%、税金も6%ぐらいかかるので安くはないけど、やはり日本の味はいいですね(*^o^*)

一人で探検もよくします。
数日前に触れたトリニティ教会最高でした!
特別広いわけでもないのですが、$5払って中に入って正解。

この空気がね、本当にね、大好きなんですよね。
周囲にあるステンドグラスと絵画をなめるように鑑賞したのち、一人聖書を読み進めるという。。

一瞬、あれ、自分クリスチャンだったかな、と思いましたね。

バーン・ジョーンズのwikipediaの説明、トリニティ教会の作品で事足りるんじゃないかと思えるほど、この教会は充実しています。

毎週水曜日の放課後は、欠かさずボストン美術館に通っています♪(無料なので)
アメリカウィングを重点的に観たのですが、うむ。うむ。という感じですかね。
ラテンアメリカの部屋が面白かったです。
大航海時代にわっちゃわちゃに文物が取り入れ取り入れられしたので、「フィリピン産もしくはペルー産のキャビネット」とかありました。

フィリピンとペルーとか地理的に非常に離れているけど、という面白さですよね。

次の月曜日がコロンブスデーで休日なので、3連休でナイアガラの滝に行ってきます!
韓国人7とスイス人1とクロアチア人1日本人1です!
ふおー!初カナダ!

ボストン観光

ニューヨークに行った数日後、家族がボストンに1日だけ来て一緒に観光しました^^
といっても、どっかーんという名所は正直あまりないです。
家族と、友達と、ぼっちで巡ったボストンの観光地について書きます!

Museum of Fine Arts Boston


毎週水曜日の16:00〜21:45は無料なので、2週連続で行きました!(むふ
警備員のおばちゃんと仲良くなり、ちょっとだけVIP気分を味わっています!^o^

ゴーギャン『我々はどこから来たのか,我々は何者か,我々はどこへ行くのか』

ポール・ゴーギャン(ポール・ゴーガン)-主要作品の解説と画像・壁紙-

ジョン・コプリ―『ワトソンと鮫』

これは大塚美術館でやまとちゃんと観たので記憶に鮮明に残っています(笑)

今はアジアウィングを重点的に見ています。
こんな感じで無料日でもほとんど独占状態で鑑賞できます☆

日本の美術館の特別展、おかしいぐらい混雑するのどうにかならんのかね。。

歌川広重東海道五十三次』や、

鈴木晴信

とかの浮世絵が充実しています。

こないだの東京国立博物館ボストン美術館展で見た曾我蕭白 - Wikipediaの作品をもう一度見たいのですが、発見できていません。
蔵にしまわれているんだろうか(;;)

他にもガネーシャだったり

シリキウトゥンドゥらしきものだったり(笑)、

興味深いです。

無料日に通い詰めるぞー!!(´∀`)

チャイナタウン

ボストンにも小さいけれどチャイナタウンがあります。

この門は台湾政府からの贈り物だそうです。中国ではなく。
あと上海出身の友達が言うには、ここにいる人たちは台湾出身の人が多くて、中国出身の彼はいい顔されないそうです(驚)
複雑ー!

本当にこのチャイナタウンは小ぶりで、歩いているとすぐ突き抜けます。
日中でもうさんくさい人が歩いていたり、夜は歩くべきではないと感じる通りがあったり。

台湾出身の人は決して「中国出身です」とは言わないし、中国の人は台湾を中国の一地方として紹介するしでおもしろいです。
お互いコミュニケーションはできるけど、漢字は全然違う。
日本人からすると、台湾の漢字の方が断然分かる。

これはボストン美術館にある522年(たぶん北魏時代)の墓碑であります。
ここにある漢字はほとんど馴染みのあるもので、大意はつかめます。おそらく。

中国人と漢字でコミュニケーションしようとして「んーこれ Old Chinese Character(古い漢字)やけん分からん」と言われることが多いのですが、今の中国語より北魏時代の漢字の方が理解しやすいという経験から、Oldと言われるのもなるほどなぁと思いました。

また、中国語と言えばピンイン!と思っていたのですが、台湾ではピンインではない別の手法が使われているらしい!
詳しくはまた友人に聞いてきます!
個人的に、中国語は世界一発音が難しい言語。。。
手を出したことがないのでこの機会にかじってみようかなと♪

トリニティ教会


ボストンの公共図書館の目の前にあります。
なんか趣ある建物ですが、まだ中には入っていません。
ていうかアメリカ来てまだいっこも教会入ってないです!
ふぉぉ・・・

今ふと思ったけど、函館のハリストス教会がよかったな。
モスクもいいな!(´∀`)
シナゴーグロシア正教会も行ってみたい!ふー!

ボストン茶会事件


これも外観しか見てないんですけど、胸アツですね!
実物大に再現された船から「Dump the Tea into the Sea!!」と叫びながらお茶を海に投げ捨てられるそうです。

お金!

9月が終了したのでお小遣い帳を付けました!
1セントまできっちり合いました^o^(性分)
現金は$100持ってきましたが、ほぼ使い果たしました。
クレジットの支払いは$660程度になる見込み。

一番大きな出費は衣類でした(;∀;)
元々服は現地で調達するつもりだったので、まぁよし。
次に、交通費。一カ月地下鉄+バス乗り放題のチケットが$70。。
ニューヨーク―ボストン間往復が$50。。
シャンプーや携帯代も割とかさみました。

全体としては浪費もせず節約もせずという感じですかね。
減らせるとしたら、おやつ・・・!
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現金を調達するのに、初めてクレジットカードのキャッシングを使いました!
そこらじゅうにあるBank of America のATMで難なく現金ゲット。

すべて$20札で出てきました。やっぱり$100札はあまり流通していないみたいですね。


クレジットカード生活はやや調子が狂います。
「お金よさらば〜!大切に使うべ!」といういつもの意識が薄れるからです(..)
残りの2ヶ月も浪費しないように気をつけます!

レシート、イスラム

アメリカのレシート

巨大すぎるのである!

財布の中で目立つように大きくしているんだろうか。。
2,3日財布をほっぽっておくと、すぐぱんぱんになります(^^;)
紙の無駄使いだー!

イスラム!!

トルコ人の女の子が家に越してきました。
前にいた子よりもおしゃべりで、トルコ語で話しかけたり、トルコで学んだイスラムの知識を披露したりしたら喜んでくれました^o^

彼女は部屋にイスラムのお札みたいなものを置いています。

このアラビア語の意味は「人を口に出して褒めてはいけない。褒めたらばちが当たる」的なものらしいです。
嫉妬とかそういう感情に結びつくということなんだろうか・・・?

彼女は頭を布で覆っていません。上のお札もあくまで迷信だと思っているらしい。
私にとってのお寺や神社のお守りと同じ感覚なんだろうなと思いました。
ラマダーンも家族がするのでそれに付き合うって言ってました。
夏期は日が長いのできついらしい。私には無理だー!

髪覆わなくていいの?と聞いたら、まだ若いから大丈夫と言っていました。
まじか!そんな感じなんか!
しかしメッカに巡礼に行くとそれ以降髪を覆わなくてはならないので、メッカにはまだ行くつもりはないということでした。

めっちゃおしゃれな子で、腕時計かわいいねって褒めたら貸してくれました。寛大w

どるちぇ&がっばーな!